ホンダ、北米でＥＶ生産拡大へ　戦略見直し、カナダと交渉

1: 蚤の市 ★2024/01/11(木) 07:30:07.22 ID:JqQ+NYyS9

ホンダは、北米で電気自動車（ＥＶ）の製造拠点を拡大させる。「ＥＶシフト」で海外勢に出遅れる中、米自動車大手ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）との共同開発を中止、戦略の見直しを迫られていた。既にカナダでの工場建設に向け同国政府と交渉を始めており、挽回を急ぐ構えだ。

ホンダは２０４０年に全世界で販売する車を全てＥＶと燃料電池車に切り替える方針。３０年にはＥＶの年間生産台数を２００万台に増やす計画で、米ネバダ州ラスベガスで９日（現地時間）に発表したＥＶの新シリーズ「０（ゼロ）」をその中核と位置付ける。
新シリーズは当面、オハイオ州の既存工場で生産し、２６年からの北米販売を目指すが、三部敏宏社長は同日、ラスベガスで記者団に対し、「北米の拠点は１カ所では足りない。いろんな可能性を検討している」と強調。カナダと交渉していると明らかにするとともに、北米での車載用電池生産にも意欲を示した。
ホンダは昨年１０月、ＧＭと量販型ＥＶを共同開発し、２７年に北米市場に投入する計画を「事業環境の変化」を理由に中止した。また、米政府が昨年以降、ＥＶなどの購入者に対する税制優遇に関し、北米での車両組み立てを義務付けるなど適用要件を厳格化したことも課題となっていた。
時事通信　2024年01月11日07時08分
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