日本、経済対策で財源確保を　為替介入は不要—IMF幹部

1: 蚤の市 ★2023/10/16(月) 09:07:56.49 ID:yWKRku/h9

【マラケシュ時事】国際通貨基金（ＩＭＦ）アジア太平洋局のサンジャヤ・パンス副局長は１４日、一部記者団に対し、日本経済の好調さを踏まえれば財政出動は必要ないと指摘、政府が策定中の経済対策では財源を確保するよう求めた。また、最近の円安は米国などとの金利差といったファンダメンタルズ（基礎的条件）を反映しており、為替介入は不要との見方を示唆した。

ＩＭＦは最新の経済見通しで、２０２３年の日本の成長率を２．０％と、７月時点の予測から０．６ポイントの大幅な上方修正を行った。パンス氏は「今こそ財政健全化の継続が、より重要になっている」と強調した。
日本の経済対策については、支出をカバーするだけの「十分な財源が付くことを期待している」と言明。全体的な補助金よりも対象を絞った支援の方が、社会的弱者に効果的と訴えた。
パンス氏は円安に関し、「為替はファンダメンタルズによって大いに動かされる」と強調。「金利差がある限り、下落圧力に直面する」と語った。
さらに、為替介入が妥当なのは、市場の機能不全や金融安定リスクの高まり、インフレ見通しの不安定化といった場合だが、日本は今、どれにも当てはまらないと分析。介入は現時点では必要ないとの認識を示した。
時事通信　2023年10月16日07時06分
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