「ギグワーカー」、従業員待遇に　トランプ時代の規則撤回、経済界は反発—米

1: 蚤の市 ★2024/01/10(水) 23:18:16.60 ID:oyZkbX8m9

【ワシントン時事】バイデン米政権は９日、一定の基準を満たした請負労働者を従業員と同じ待遇で扱うよう求める新規則を発表した。トラック運転手や、アプリを通じて仕事を請け負う「ギグワーカー」らが恩恵を受ける可能性があり、失業保険や最低賃金制度などが適用されるようになる。３月上旬に発効する。企業の人件費増につながるとみられ、経済界から反発の声が上がっている。

請負労働者に分類しやすくしたトランプ前政権が決めた規則を撤回する。バイデン大統領は、労働者重視の姿勢を示してきた。再選を狙う大統領選を今秋に控え、労働者層の支持拡大を狙う。

新規則では、雇用主による勤務の管理状況や、事業にとっての重要度、労働関係の継続性といった基準に基づき、従業員と同待遇にするかどうかを判断する。米ウーバー・テクノロジーズなどが運営する配車アプリの運転手や配達員らに大きな影響を与える可能性がある。
スー労働長官代行は「従業員を誤って１請負労働者に分類することは、基本的な権利や保護を奪う深刻な問題だ」と述べた。
一方、米商工会議所は声明で「好きなときに好きなように働く個人の柔軟性を脅かし、経済に大きな悪影響を与え得る」と批判。訴訟も視野に対応を検討する考えを示した。
時事通信　2024年01月10日21時01分
https://www.jiji.com/sp/article?k=2024011000704&g=int