相撲、とんかつ、コト消費−− インバウンドが支える景気回復

1: 蚤の市 ★2023/10/02(月) 12:21:37.33 ID:uKJ66/IU9

新型コロナウイルス禍後の景気回復を、インバウンド（訪日外国人）需要が支えている。日銀が2日に発表した9月の企業短期経済観測調査（短観）では、インバウンド需要の追い風を受けるサービス業など非製造業の景況感が、1991年以来の高水準となった。東京・下町で「相撲ショー」と「とんかつ」を提供する飲食店を取材すると、訪日客による“満員御礼”が続いていた。
欧米の観光客、相撲ショーに熱狂
まわし姿で登場した元力士が土俵の上でぶつかり合う。迫力ある取り組みに、土俵を囲む観客席から拍手と歓声が上がった。

東京都墨田区のとんかつ店「横綱とんかつ　どすこい田中」で開催される大相撲の元力士たちによる相撲ショー。元力士らは、時におどけながら四股や股割り、相撲の決まり手を披露し、英語のアナウンスが解説する。元力士らは客席に降りてスマートフォンの撮影ににこやかに応じていた。

大相撲の規格に合わせた土俵を囲むテーブル席は、主に欧米の外国人客で埋まっている。米国から祖父と訪れたメイソン・サザーランドさん（12）は「ショーはジョークたっぷりで楽しいし、初めて食べたとんかつもおいしい」と満足顔。オーストラリアから来たトーマス・ジョンソンさん（17）は元力士への挑戦コーナーに参加し、「力いっぱい押したけど負けてしまった。彼はすごく強い！」と笑顔がはじける。

相撲ショーを運営する「お相撲さんドットコム」の責任者で、元力士の田中康弘さん（47）は「コロナ禍の反動か、個人でも団体でも絶えず予約が入っている」と語る。相撲ショーは週3回、ランチの時間限定だ…(以下有料版で，残り1356文字)
毎日新聞 2023/10/2 09:34（最終更新 10/2 11:56） 有料記事 2021文字
https://mainichi.jp/articles/20230930/k00/00m/020/166000c